2025/10/17
導入事例橋本総業ホールディングス株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:橋本政昭、東証スタンダード上場・証券コード7570、以下:橋本総業HD)のグループ会社である株式会社モデル・ティ(本社:東京、代表取締役社長:都倉尚吾、以下:弊社)は、再生可能エネルギーを通じ、電力コストの削減やCO₂排出量の削減を実現した企業等の導入事例をレポートしています。
今回は、学生支援の一環として建設された東京大学運動会ヨット部(以下:東大ヨット部)クラブハウス「HASHIMOTO HOUSE」における太陽光発電設備の稼働状況をご紹介いたします。
【PRESS RELEASE】モデル・ティでんき 実績報告レポート_学生が再エネを「身近に体感」する学びの場

〔導入仕様〕 太陽光発電:合計12.75kW / パワーコンディショナ:合計9.9kW
「HASHIMOTO HOUSE」は、東京大学ヨット部OBである橋本総業HD橋本政昭会長の支援により建設されたクラブハウスです。神奈川県葉山町・葉山港に隣接するこの施設は、東大ヨット部の現役学生が合宿・トレーニング・部活動を行う拠点として利用されています。
本施設の建設には、学生支援の想いに加え、次世代を担う若者が再生可能エネルギーの価値を“身近な環境で体感できる機会を提供するという目的が込められています。

年間の発電実績と9月10日の発電状況
「HASHIMOTO HOUSE」には、太陽光発電:12.75kWが設置されています。クラブハウスの日常的な電力をまかなうとともに、合宿施設としての特性を活かし、余剰電力は「おひさまエコキュート」により給湯に活用される設計となっています。
この仕組みにより、再生可能エネルギーの利用効率を高め、学生たちはエネルギーの「つくる・使う・活かす」を現場で学ぶことができます。
2024年度の年間発電量は12,970kWhに達し、クラブハウスで消費される電力の大部分を賄っています。これは一般家庭(4人世帯)の年間電力消費量約4,000kWhの約3.2世帯分に相当する水準で、年間約5.72トンのCO₂削減効果となり施設単体でのCO₂削減にも貢献しています。

太陽光発電に合わせておひさまエコキュートが稼働
「HASHIMOTO HOUSE」は単なる建築物ではなく、次世代の人材育成と環境教育の拠点としての役割を担っています。学生たちは、クラブハウスでの生活を通して再エネの仕組みや価値を自然と理解し、「自分たちの行動が環境にどのような影響を与えるか」を考える機会を得ています。
当社および橋本総業グループは、今後もこのような学生支援・環境教育プロジェクトを展開し、未来を担う若い世代とともに持続可能な社会の実現に取り組んでまいります。