2025/09/23
橋本総業ホールディングス株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:橋本政昭、東証スタンダード上場・証券コード7570、以下:橋本総業HD)のグループ会社である株式会社モデル・ティ(本社:東京都、代表取締役社長:都倉尚吾、以下:当社)は、東京大学運動会ヨット部の新艇進水式後に行われた懇親会で現役学生を対象に特別講義を実施しました。
講師を務めた当社代表・都倉は「ヨットとエネルギー」というテーマを軸に、当社の事業概要や再生可能エネルギーの意義、そしてヨット競技と社会のつながりについて語りました。

新艇進水式後にクラブハウス「HASHIMOTO HOUSE」にて特別講義を実施
講義の冒頭では当社の取り組みについて詳解しました。モデル・ティは2020年に橋本総業HDグループの一員として設立され、太陽光を中心とした再生可能エネルギーの開発・販売・運営、そして導入支援を行っています。特徴的なのが、太陽光発電システムを初期費用ゼロで設置し、利用者は使用分の電力料金のみを支払う「PPA(Power Purchase Agreement)」モデルです。導入・保守コストを大幅に抑え、電気料金とCO₂排出量を同時に削減できる仕組みとして、全国で導入を進めています。
また、当社は産業用だけでなく住宅向けの新たなサービスモデルとして太陽光、おひさまエコキュート、電気自動車(EV)を組み合わせた「Model-T VQサービス」の開発に注力しています。自然の力を起点にエネルギーを生み出し、貯め、使うという一連の流れを地域単位で完結させる“地産地消型”の仕組みであり、エネルギーの最適化と脱炭素、そして災害時のレジリエンス強化に貢献していきます。
講義の後半では、「自然の力を読み解き、共に生きること」はエネルギー事業にも通じるという視点を共有しました。「風が読めなければヨットは進まない。同じように、太陽という自然の恵みを理解し、最適に活用することが再エネ事業の成功につながる」と述べ、自然を制御するのではなく、共に歩むという考え方が、持続可能な未来をつくる鍵になると呼びかけました。
再生可能エネルギーの普及は単なる環境対策にとどまらず、地域経済の活性化や新たな産業創出、レジリエンス性の向上など、社会全体の仕組みを変える力を持っているとし「自然と共に歩む技術と知恵を持つことは、これからの社会における競争力の源泉である」とのメッセージを送りました。参加者からは再エネ事業への関心や将来のキャリアについて、講義後も活発な意見交換が行われました。
当社は今後も、スポンサーとしての支援だけでなく、学生が社会と交わり、自然と共に未来を切り拓くきっかけとなる機会の創出に取り組んでまいります。