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三重県松阪市のバイオマス発電所に初期費用ゼロ円の自家消費型太陽光発電を導入

2025/09/24

三重県松阪市のバイオマス発電所に初期費用ゼロ円の自家消費型太陽光発電を導入

橋本総業ホールディングス株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:橋本政昭、東証スタンダード上場・証券コード7570、以下:橋本総業HD)のグループ会社である株式会社モデル・ティ(本社:東京、代表取締役社長:都倉尚吾、以下:弊社)は、バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社(本社:三重県、代表取締役社⾧:北角強)およびパワーエイド三重合同会社(本社:三重県、職務執行者:西川弘純)が三重県松阪市で運営する「パワーエイド三重シン・バイオマス®松阪発電所」に初期費用ゼロ円で自家消費型太陽光発電設備を導入し8月31日より稼働を開始したことをお知らせします。

 

【PRESS RELEASE】三重県松阪市のバイオマス発電所に初期費用ゼロ円の自家消費型太陽光発電を導入

 

所内電力の再エネ化で事業採算性と脱炭素化の向上に貢献

シン・バイオマス®松阪発電所は、国内最大手のきのこ製造総合グループであるホクト株式会社三重きのこセンターから排出される廃菌床、中部圏の近隣から排出されるリサイクル木材チップおよびRPF(廃プラスチック由来の固形燃料)等を燃料とした、再生可能エネルギーによる固定価格買取制度(FIT制度)に依存しない完全NON-FIT型のバイオマス発電所です。製造業由来の生産副産物を有価物として買取り、燃料として活用することで地域と共生する資源循環型の脱炭素モデルを実現しています。

 

〔導入仕様〕 太陽光発電パネル:合計 約54kW / パワーコンディショナ:三相40kW

 

このたび弊社が提供した初期費用ゼロ円の自家消費型太陽光発電は、この資源循環型システムを更に強化し、発電所の運用に必要な所内電力の一部を太陽光による電力で賄うことでバイオマス発電所の最適運用に貢献します。

 

所内電力は、発電所を稼働させるために必要な燃料搬送装置、送風機、給水ポンプ、制御システムなどに用いられる電力です。バイオマス発電所で生み出された電力により賄われていますが、自家消費型太陽光発電の導入により、所内電力の一部を賄うことが可能となります。この仕組みにより、バイオマス由来の電力をより多く外部供給に回せるため、事業採算性と脱炭素化の向上につながります。

 

当社は今後も、自家消費型太陽光発電や初期費用ゼロ円のPPAモデルを通じて、再生可能エネルギーの導入や地域密着型の脱炭素インフラづくりに貢献してまいります。

 

図:バイオマス発電所の発電フローと供給イメージ

 

 

バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社

 

三重県松阪市に本社を置き、バイオマス発電事業の企画・開発・運営を担う企業。2015年12月に設立。地域に賦存する低品質で処理困難な木質系資源・建築系廃材・災害系流倒木の活用や、これらにRPFを組み合わせたハイブリッド型の新たな資源循環型発電事業コンセプトである『シン・バイオマス®』を推進。地域社会と連携し、シン・バイオマス®エネルギー事業と林業を融合した地方創生型カーボンニュートラル新産業の創造を目指しています。

 

パワーエイド三重合同会社

 

バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社が2021年7月に設立。三重県松阪市を拠点に、完全NON-FIT型による脱炭素電源の開発・運営を推進。地域資源の循環利用による脱炭素社会・エネルギー自給率向上の実現に取り組んでいます。

 

会社概要

 

  • 会社名:株式会社モデル・ティ
  • 所在地:東京都中央区日本橋小伝馬町 14-7
  • 代表者:代表取締役社長 都倉 尚吾
  • 設立 :2020年5月11日
  • 資本金:55百万円
  • U R L:https://www.model-t.co.jp/

 

【取材・リリースに関するお問い合わせ】
info@model-t.co.jp